SubVersionの構築
2011年1月10日 03:13 カテゴリ:Lunux
ソース管理としてSubversionをCentOS5.5にインストールしたので
その時の手順を以下に記載します。
Subversionにはapache経由でhttp,httpsで接続する方法と
subversionにもともとあるsvnserve経由で接続する方法があるが、
今回は簡単なsvnserve経由での構築を行った。
1.subversionのインストール
yum -y install subversion
2.subversionのリポジトリ(データの保存先)を作成
svnadmin create /var/subversion
※企業などでは通常リポジトリ用のルートディレクトリを作成後、その中に
案件ごとにリポジトリを分けます。
自宅では複数のリポジトリは不要なので1つだけ作成しました。
3.設定ファイルの編集
vi /var/subversion/conf/svnserve.conf
以下の三行に変更
anon-access = none
auth-access = write
password-db = passwd
※パスワードでの認証は必須で、パスワード認証をしないと
読み込みも書き込みもできない。
4.パスワードファイルの編集
vi /var/subversion/conf/passwd
最終行に以下のようにユーザーを追加
hiro = hogepass
5.xinetdのインストール
CentOS5.5のデフォルトのオプションだとxinetdがインストールされないため、
yumでインストールしておく。
yum -y install xinetd
6.自動起動に設定。inet経由で起動させる。
サービスの登録を行う。
vi /etc/services
下記2行が記述されているか確認。もしなければ追記する。
svn 3690/tcp # Subversion
svn 3690/udp # Subversion
7.起動ファイルの作成
vi /etc/xinetd.d/svn
以下のように記述する。
service svn
{
disable = no
socket_type = stream
protocol = tcp
wait = no
user = root
server = /usr/bin/svnserve
server_args = -i -r /home/subversion
}
8.自動起動するようにサービス設定
/sbin/chkconfig –add svn
9.xinetを起動
/etc/rc.d/init.d/xinetd start
その後OSを再起動して正常にsubversionに接続できればOK!!!
完了~~~
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